最初で最後の参加
福山沙織さんの「季刊福山沙織」というイベントがあるのは知っていましたが、なんと今回で最終号でした。非常に残念ですが仕方がありません。気合いを入れてチケットを予約したら、なんと整理番号が001でした。これはうれしい!
にも関わらず、当日は休日出勤。半泣きになりながら仕事をしておりました。
ライブに行くためにせっせと仕事をしている。終わらなければ、明日も出社。それは避けたい。
— ゆう (@you0328) 2019年2月10日
物販
「ふりまわすもの」がどうしても欲しくて、席を確保する前に購入。物販に伺うと、いつも声をかけて下さる方が「ライブにくることが出来たんですね!よかったです!」と話しかけてくれてうれしかったです。福山沙織さんも物販にいらして、同様のことを話していただけました。なんで物販手伝ってるんだろうとか、休日出勤のことをなぜ多くの人が知ってるのかとか、アーチスト自身がなぜライブ前の物販にいるんだろうかとか、頭の中はクエスチョンマークで一杯でした。あとで答えはわかりましたが、とにもかくにもライブ前にうれしい出来事でした。
前座
まず、福山沙織さんが一人で登場。イベントの内容と最終号であることバンドの演奏があることを説明。観客を煽ろうとしたけれどちょっと失敗したり、言葉がでてこなかったりとちょっとした笑いがあり、"A Happy Song"を歌い始めました。とにかく一番大好きな曲でセカンドラインをつかったリズムが似合っています。観客の手拍子も大きめで場を盛り上げる曲として最適ですね。
「福山沙織を初めて見た人?」といういつもの問いにいつもの反応があったり、最前列のファンをいじったりして、2曲目のコーラスの練習に。その際にぽろっとゲストについて言及。あれ、こんなにあっさりと言うものかとおもったら、案の定予定外のようでした。
コーラスの説明が終わり"ここにいるんだってば"に。自分がチームビルディングで行き詰まりを感じていた時に発売された曲で、メンバーから何も反応がなくなったときでした。ああ、そうだよ。簡単な「いいね!」だけで良いんだ。そこを再認識してコミュニケーションルールを少し変えて、上手くいったという思い出がある曲です。それにしてもよく声が出ていることがわかり、今日のライブは楽しくなることを確信した時でした。
ここまでが本人が歌う前座でした。なるほど、自分で前座をやって、ゲストパート、本編となるのですね。
YURiKAセット
"ふたりの羽根"ではじまったYURiKAさん。初見でした。あれ、こんなにファルセット多用する歌い方でしたっけ、と思いました。そのファルセットが力強くかっこいい。ミックスに近いファルセット?曲の最後にバトミントンの羽根を観客に打ち込むパフォーマンスが。"MIND CONDUCTOR"、"薄明パラレル"と曲が続きました。
”きっと、世界のまんなか”は物凄い好みの楽曲でした。同じフレーズを繰り返し、曲を盛り上げるパターンは大好きなのです。メロディをごにょごにょとこねくり回したのも大好きなんですけどね。
MCで「YURiKAのこと知っている人?」と尋ねて、だれも手を挙げないところは驚きでした。あれはいつものことなのかな?
"魔導戦士グランシャリオン"ではとにかく大盛り上がりで、ファンの声の大きさ、ジャンプの高さに驚きながら、曲にのって楽しんでしました。
MC, イベント
YURiKAさんとファンからから「かわいいおりちゃん!」とコールをもらい再登場の福山沙織さん。物凄く照れていましたね。YURiKAさんと福山沙織さんとのMCもプライベートから本当に仲が良いんだなと感じます。デビュー前からお互い知っているのでしょうから、ライバルでもあるのに。お互いに認め合って研鑽し合ってきたのでしょう。初見ですがそんなことを感じながらMCを聞いていました。
クラウドファンディングの季刊福山沙織の応援スタッフの話になり、その方たちが企画した「ファンから3つ言葉をもらい、即興で曲を作る」イベントに。なるほど。物販を手伝っていたのもクラウドファンディングがらみだったのですね。
バレンタインデーが近いのでチョコを観客席に投げ込み受け取った人たちからもらった言葉が「ひまわり」「フロランタン」「ロケット」。
出来た曲が「ひまわりでタランタラン」。「冬のひまわり」をファンの笑顔に見立てるなどして、ファンへの感謝の歌となりました。即興で作るのは、曲より歌詞のほうが難しい気がします…。
第2部
スタートは段取りを忘れて、ちょっとした笑いが起こった後は怒濤のごとく楽しい曲の連続でした。
アルバムの1曲目を飾り、ライブのオープニングにうってつけの"No Live(s) No Life!"。ファンも声を張り上げ、腕を上げる人。ニコニコしながらステージを見る人(自分のことですね)。いろいろな見方で楽しむ人ばかりで、そんなファンを見るのも楽しいです。
2曲めは誰かに向けた曲と想像してしまう"canvas"。2回しかライブで聴いたことがないですが、曲紹介がないですね。大切な曲なのでしょうと聴いている自分もすこしセンシティブになります。
MCとファンにコーラスしてもらうために旋律をうたい教えてくれました。初めてこのコーラスメロディを聞いたときは「難しすぎるだろ…」と思います…。しかし曲がはじまると自然と声が出てしまう"伝信戦隊バイバイレンジャー"。コールアンドレスポンスが楽しいのは想像できます。コーラスをするのが楽しい曲はなかなか無いと思います。
この曲でギターソロがあり、そのときにやっと「あ、このバンドはハードロックか!」と気が付きました。ゴリゴリのベース、シングルコイルピックアップ特有のギター、曲を覆い被せるキーボード、ツインペダルのドラム。変形のベース、ギターに目が行って気が付くのが遅かったです…。
その後は曲間がほとんどなく3曲連続。福山沙織の代表曲の3つ。
”Masters Append”では前曲同様に歌い方を教えようとして、言葉が詰まった隙にバンドメンバーから煽られ曲がはじまってしまいましたが、ファンへわかるように歌い方を変えながら歌ったりと、どれだけハプニングに強いのか。そのハプニングを更に良い意味での緊張感に昇華していたり…。
曲が終わり、ドラムのみ、ベースが被さり、そのリズムに乗っかって最高潮に楽しめるようにファンに自分のニックネームや歌い方を教えるという、かっこいいイントロではじまった"逆境Revolution!"。キネマ倶楽部では声を出せなかったあの部分で大きな声を張り上げたあと、あまりにも楽しすぎて涙をボロボロ流す自分がいました。不思議、人間って楽しすぎても泣くんですね。そのため最後の肝心のシング・アロングで涙声になってなり、蹴り飛ばす姿を見逃したり…。
そして念願の「ふりまわすもの」を振りまわした"キセキライダー"。振り回しただけで、満足してしまい視線をもらった(はず)ことに途中まで気が付かなかったり、よく覚えてなかったりします。みんなで飛んでましたっけ?ベースの音が消えたのは演出だと思いました…
福山沙織+YURiKAセット
「かわいいYURiKAちゃーん」と呼ばれ、YURiKAさんの再登場。
二人のデビュー曲をそれぞれデュエットで歌うというデビュー前から知っているファンにはたまらない選曲なのでしょう。自分はここ半年くらいしか知りませんので、その特別感はわからなかったです。しかし、この夜は自分にとって特別なものになったという感覚はありました。
"Shiny Ray"と"Higher Maker"が終わり、次が最後の曲であることがアナウンスされ、残念がるファン。「あと三時間やりますー」という冗談に本気で喜ぶファン。三時間フルセットのライブを見ることが出来ることを信じてます。応援します。
ラストはみんなに歌って欲しいと言うことで、再度コーラスの練習を。これも難しいですが、やはり曲が始まってしまえば歌うことが出来てしまう"U & I & MUSIC!"。
とにかく見に来てくれた人全員が楽しめるようにと全力で歌う姿は思い出せるのですが、それ以外は「楽しかった!」という記憶が強くて、詳細を思い出せません。モンキーダンスをしていたのはこの曲でしたっけ。
楽しかった時間はあっという間に終わってしまい、ライブ後のBGMにあわせて福山沙織さんとYURiKAさんが口ずさみながらステージから去って行くという最幸のエンディングでライブは終わりました。
こんなかっこいい終わり方のライブは初めてです。
終演後の思い出
最後に
CDを聴いても楽しめるけれど、ライブを見ればなお楽しい。曲を知らなくても、ライブで絶対に楽しくなる。「世界をかけるライブモンスター」は伊達じゃない。
Set list
- A HAPPY SONG
- ここにいるんだってば
- ふたりの羽根
- MIND CONDUCTOR
- 薄明パラレル
- きっと、世界のまんなか
- 魔導戦士グランシャリオン
- ひまわりでタランタラン
- No Live(s) No Life!
- canvas
- 伝信戦隊バイバイレンジャー
- Masters Append
- 逆境Revolution!
- キセキライダー
- Shiny Ray
- Higher Maker
- U & I & MUSIC!
セットリストの参考にさせていただきました。毎回いろいろと有り難うございます。
福山沙織(以下バンド)
— bianchi@おり班 (@bianchi_27) 2019年2月11日
9.即興ソング「ひまわりとタランタラン」
10. No Live(s) No Life!
11.電信戦隊バイバイレンジャー
12.Masters Append.
13.逆境Revolution
14.キセキライダー
コラボ
15. Shiny Ray
16. Higher Maker
17. U & I & MUSIC!