当日の思い出
2018年に来日したPaul McCartneyの初日です。この日はアリーナAブロックで前から10列目ぐらい。端のほうでしたがなかなか良い席でした。右端だったでピアノを演奏するPaul McCartneyはほとんど見ることができない位置です…。
2013年以降のチケット争奪戦にすこし疲れたこともあり、VIPチケットやチケット買い直しなどせず、仕事の後にふらりとライブに行きました。今までで一番特別感を得ないPaul McCartneyのライブでした。ライブを見始めるまでは。
1曲目の"A Hard Day's Night"が終わり、2曲目に"Hi, Hi, Hi"が披露された瞬間、「おおおおお、2曲目にこれか!」と興奮しきりでした。そして演奏するとは思っていたけれど、"Letting Go"のイントロが聞こえてきたときには叫びまくってました。2017年4月27日の東京ドームで演奏され、ちょうどその日だけ見に行くことが出来ず、どうしてもライブで聴きたかった曲です。しかもホーンセクションで。もうこれはWingsではないですか。ぞくぞくと感じながら、演奏と歌を聴き入っていました。
新曲の"Who Cares"、"Come On to Me"も良かった。話題となった"Ichiban !"のイントロは盛り上がりましたね。個人的に好きな曲の流れの"Let Me Roll It / Foxy Lady"から"I've Got a Feeling"。Paul McCartneyのギタープレイをいつもいつも楽しみにしています。いい音してますよね、あの子供ペイントギター。
アコースティックセット以降の選曲は予定調和でした…。"Queenie Eye"がセットから落ちなかったのは良かったです。"New"も落とさなくてよかったのに。そして今のところ最後の演奏となっている"Yesterday"。いろいろ言われていますが、演奏をやめた理由はなんでしょう。とても残念です。
Soundcheckでは聴きたいと思い続けている"Coming up"がありました。"Peter Gun"がインクルードされているバージョンを聴いたことがないのです…。この曲を聴きたいが為に次回の来日はVIPチケットを再度買おうとまで思ってます。
音源
海賊盤を数種類を購入しました。
概ね評判通りの音でした。
意外だったのはPiccadilly Circusの"FRESHEN UP TOKYO DOME THE MOVIE October 31, 2018"の音が好みでした。CDより広がり(東京ドームの残響音)があり、聴きやすかったです。CDはかなり堅い音でした。
残念だったのはEMPRESS VALLEYの"Omnidirectional Source"です。迫力ある音にしたかったのでしょうが、ちょっとやりすぎです。この辺りは好みもあるので、仕方が無いのでしょうが。