2018年に来日したPaul McCartney。私も東京ドームでの二日間見に行きました。両国国技館はチケット当選したにも関わらず、お金の振り込み忘れにより見に行くことが出来ませんでした…。なんという失敗を。
ファンの間で出回っている音源もブートも出そろったようですので、振り返っていきます。
ここ数年、すっかりイヤーモニター音源が当たり前のようになってしまいました。アイドル界ではコンサートワッチのほうがわかりやすいのでしょうか。電波を受信するので会場内に入ることなく、完全クローズドなリハーサルも録音が可能です。
そのような訳で、Freshen Up JAPAN Tour初日の前日に行われたリハーサルとなります。EVSDだけではなくLighthouseからも発売されていますが未入手です。あまり音が良くないとの噂でしたので。
EVSDは「モニター・ステレオ・サウンドボード・マトリクス音源」と謳っていますが良く意味はわかりません。イヤーモニターだけではなくステージ上のモニターを拾っているのでしょうか。たしかにモニタースピーカーも有線である必要はないですものね。
最後まで聞き終えて感じたのは、かなりカットしてるのかなと言うことです。幸いにも過去にサウンドチェックを3回見ることが出来たのですが、曲間に結構な時間がある印象でした。Lighthouseのものと比較すればわかる話ですが、そこまでこだわりはありません…。
曲は本番で演奏する曲が大半です。"Matchbox"、"Honey Don't"はサウンドチェック定番ですね。最新アルバムから"I Don't Know"をリハーサルで演奏していたのは驚きでした。これは本番でも是非聞きたい曲でした。出来も良かったのに。
"Come On To Me"に追加された"Ichiban !"のみを確認しているのも微笑ましいです。本番では結構あっていませんでしたが。演奏後にはベースについて何かを言っています。
”Live and Let Die”ではオーケストラの入り方やピアノのメロディー、"Helter Skelter"でギターの確認を演奏後にしていて、Paul McCartneyが漠然と曲を演奏しているのではなく、しっかりと内容をチェックしていることがよくわかりました。"A Hard Day's Night"も前回の演奏されたときとアレンジが変わってたりするので、何かを毎回改善しているのは凄いと思います。ライブ当日の観客入りのはサウンドチェックで、前日はリハーサルなんですね。
全体を通して聴きやすいリハーサルでした。音質もかなり良かったです。
Setlist
Disc 1
- Jam
- Matchbox
- Honey Don't
- Come On To Me (Ichiban Intro)
- Letting Go
- Who Cares
- Come On To Me
- A Hard Day's Night
- My Valentine
- Nineteen Hundred and Eighty-Five
- Maybe I'm Amazed
- I Don't Know
Disc 2
- I've Just Seen a Face
- From Me to You (Instrumental, Laidback Shuffle Version)
- From Me to You
- Jam
- Blackbird
- Here Today
- Lady Madonna
- Fuh You
- Ob-La-Di, Ob-La-Da
- Let It Be
- Live and Let Die
- Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
- Helter Skelter
- Golden Slumbers / Carry That Weight / The End