ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

Paul McCartney - 2018-10-30 Rehearsal at Tokyo Dome, Tokyo, Japan

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PAUL McCARTNEY - EVSD presents Freshen Up at Tokyo Dome & Nagoya Dome -definitive edition- (20CD BOX) EMPRESS VALLEY SUPREME DISK (Sound Produced by XAVEL) / EVSD-1075-1094

2018年に来日したPaul McCartney。私も東京ドームでの二日間見に行きました。両国国技館はチケット当選したにも関わらず、お金の振り込み忘れにより見に行くことが出来ませんでした…。なんという失敗を。

ファンの間で出回っている音源もブートも出そろったようですので、振り返っていきます。

ここ数年、すっかりイヤーモニター音源が当たり前のようになってしまいました。アイドル界ではコンサートワッチのほうがわかりやすいのでしょうか。電波を受信するので会場内に入ることなく、完全クローズドなリハーサルも録音が可能です。

そのような訳で、Freshen Up JAPAN Tour初日の前日に行われたリハーサルとなります。EVSDだけではなくLighthouseからも発売されていますが未入手です。あまり音が良くないとの噂でしたので。

EVSDは「モニター・ステレオ・サウンドボード・マトリクス音源」と謳っていますが良く意味はわかりません。イヤーモニターだけではなくステージ上のモニターを拾っているのでしょうか。たしかにモニタースピーカーも有線である必要はないですものね。

最後まで聞き終えて感じたのは、かなりカットしてるのかなと言うことです。幸いにも過去にサウンドチェックを3回見ることが出来たのですが、曲間に結構な時間がある印象でした。Lighthouseのものと比較すればわかる話ですが、そこまでこだわりはありません…。

曲は本番で演奏する曲が大半です。"Matchbox"、"Honey Don't"はサウンドチェック定番ですね。最新アルバムから"I Don't Know"をリハーサルで演奏していたのは驚きでした。これは本番でも是非聞きたい曲でした。出来も良かったのに。

"Come On To Me"に追加された"Ichiban !"のみを確認しているのも微笑ましいです。本番では結構あっていませんでしたが。演奏後にはベースについて何かを言っています。

”Live and Let Die”ではオーケストラの入り方やピアノのメロディー、"Helter Skelter"でギターの確認を演奏後にしていて、Paul McCartneyが漠然と曲を演奏しているのではなく、しっかりと内容をチェックしていることがよくわかりました。"A Hard Day's Night"も前回の演奏されたときとアレンジが変わってたりするので、何かを毎回改善しているのは凄いと思います。ライブ当日の観客入りのはサウンドチェックで、前日はリハーサルなんですね。

全体を通して聴きやすいリハーサルでした。音質もかなり良かったです。

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Setlist

Disc 1

  1. Jam
  2. Matchbox
  3. Honey Don't
  4. Come On To Me (Ichiban Intro)
  5. Letting Go
  6. Who Cares
  7. Come On To Me
  8. A Hard Day's Night
  9. My Valentine
  10. Nineteen Hundred and Eighty-Five
  11. Maybe I'm Amazed
  12. I Don't Know

Disc 2

  1. I've Just Seen a Face
  2. From Me to You (Instrumental, Laidback Shuffle Version)
  3. From Me to You
  4. Jam
  5. Blackbird
  6. Here Today
  7. Lady Madonna
  8. Fuh You
  9. Ob-La-Di, Ob-La-Da
  10. Let It Be
  11. Live and Let Die
  12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
  13. Helter Skelter
  14. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End