ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

谷川史子 - はじめてのひと 2巻

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内容紹介

こんな風に人を好きになったの、はじめて── 恋の始まりを思い出させてくれた16歳上のあのひと 大きな手で素敵なチェロを弾いて 朗らかで笑った顔が少年みたいで 人懐っこくて、でも時々ちょっと淋しそうで いつだってやさしく頭を撫でてくれる 好きだといったら俺もだよ、と返してくれたのにごめんねって言ったのは、どうして…?

間違えて

2冊目の1巻を買ってしまいました…。もともと買ってあった1巻を探すのも面倒だったので、1巻、2巻と通読。

1巻は読み切りシリーズだったのが、2巻を読み終えてもまだ1巻の続きを…。このようなパターンは谷川史子さんでは初めてではないでしょうか。

そして諏訪内さんのキャラも、既視感がありつつも、谷川史子さんらしくないキャラな気が…。

過渡期か新たな挑戦か

読んでいてふと思ったのがCookieに移籍した頃の作品群です。あの頃は掲載誌の読者層が変わったことにより、作風も変化させた時期でした。どうもそんな雰囲気を感じます。

とは言え、「谷川史子印」の作品には間違いなく、デビュー30年を過ぎても変化し続ける谷川史子さん。とてもとても僕にとって大切な作家さんです。



はじめてのひと 2 (マーガレットコミックス)
谷川 史子
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