購入のきっかけはまったく覚えていないのです。しかし購入したことを後悔せず、むしろ購入した自分に御礼を言いたいほど素晴らしい作品でした。
自分が白泉社の少女マンガを好きなのは、そこに青春の甘酸っぱさと登場人物の成長が描かれているからです。そのエッセンスが込められたストーリーと素晴らしいイラストのコンピレーションでした。
これは似たようなことをいつも考えています。亡くなった後のことも、自分が生きていることと同じように、他の人が生きていることがうまく理解出来ない事がありました。
禁断の恋ってなんであんなに楽しいのでしょうね。と「禁断」という言葉に酔いしれている二人しかいない世界に閉じ込められているからかも知れません。
このようなことを経験したかった、と思ったころもありました。しかし振り返ってみれば、そんなに悪い人生でもなかったな。このようなことに代わることって沢山経験したよな。それをいつか言葉にして、だれかに伝えることができたら、もっと楽しいんだろうな。
そんなことをいつも思いますし、再び思い起こしてくれる素晴らしい作品でした。