散財し続けていた6月下旬ですが、締めはRolling Stonesの紙ジャケでした。初紙ジャケの"Dirty Work"と"Undercover"、そしてリアルタイムで聴いた"Steel Wheels"を購入しました。
ストーンズに関しては実はまだ"Beggars Banquet"までしか聴いたことがないという体たらくなのです。ストーンズは長年聴かず嫌いでした…。音楽好きの漫画家さんに面白い発言がありましたので、引用します。自分もまったくその通りです。
ついに買ったジッパー付のスティッキーフィンガーズ。3枚とも凝ったジャケットだよ。ボクは少年ビートルズファンの正しい姿勢として、幼少時よりストーンズを聴かず嫌いしていた訳ですが、90年の初来日公演の時に同時期に来日していたポールマッカートニーがいまいち(この後のツアーではよくなったけど)だったのに対して、ストーンズが現役感バリバリのライブをドームで繰り広げていたことに驚き、それからは横目でチラチラ見ている状態。
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本当にもったいない話です。金銭的・精神的に余裕が出てきた今ではストーズも好きなバンドの一つです。未聴のアルバムが減っていくのが残念です。某所でのVGPコンプリートマラソンに参加しているのは内緒です。
そんなストーンズへの姿勢なのですが、このアルバムが発売された頃はストーンズ復活ということで、メディアでも散々騒がれていたことをよく覚えています。FMから流れてきた"Mixed Emotions"にはわくわくしたものです。
なので随分と長い間、所有していた唯一のストーンズのアルバムだったのですが、たまに聞き返すと気になるのが音質の悪さ。悪いと言うほど悪いのではないのですが、同時期に発売されたPaul McCartneyの"Flowers In The Dirt"と比べると、すこしくぐもって聞こえるのが気になっていました。おそらく初のリマスターということで、買い直してみました。
プレーヤーに入れて聴いてみると、おお、オリジナルのCDとは違って迫力があります。不満に感じていた部分は解消されていました。貧相なオーディオ機器と耳でもわかるので、かなりリマスター効果があると思います。
もうこのアルバムが発売されて20年も経っているのですね。ちょうど音楽を聴き始めた頃とリンクしているので、思い入れが強いアルバムです。これからも聞き続けていくことでしょう。