ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

スキマスイッチ - 水色のスカート

思い入れのあるアルバムというのは数多くあるのです。それに反して思い入れある曲 -好きな曲はたくさんありますが- となると数えるほどしかありません。Beatlesの"Got get you into my life"、谷村有美の"圧倒的に片思い"、そしてスキマスイッチの"水色のスカート"。

思い入れのある曲は"その曲を聴くと個人的なイメージが湧く"というのが定義となります。思い出の曲とはまた違うのですけれど…。

○好きな曲  - 何時、何度聞いても飽きない曲。
○思い出の曲 - 聴くことによって何か思い出すことがある曲

こんな感じでしょうか。

"空創クリップ"というアルバムに収録されていて、大ヒットした"全力少年"の後に流れるちょっとした小品的な曲です。そんな曲ですが、自分には強烈な力を放ってくるのです。

"水色のスカート"を聴くと高校時代のイメージがいつも思い起こされます。それは女の子の制服の夏服が"水色のスカート"という一点に尽きるのですが、それをきっかけにいろいろと思い出すのです。

電車から降りて、学校行きのバスへ乗り込む風景を。

バス停から学校へ歩いていく風景を。

学園祭で遅くまで学校に残っていたことを。

高校生の時に知り合った数少ない女の子達のことを。

歌詞の内容も恋愛初期?の不安な心を描いていて、そんなところも高校時代を思い出します。自分がどれだけ相手のことを思っているのか知って欲しくて言葉にしたら、うまく伝えられることが出来ずに落ち込んだりとか、思いが強すぎて引かれたりとか…。

思い出せば赤面するような事もありましたが、あのときこんな風に過ごしていれば後悔しなかったのにという思いが強いです。個人的に過ごし方で後悔をしているのは高校生の時とこの2~3年のことです。高校生の時は世界が狭かったので、当時の自分は不満がありませんでした。今は不満だらけですね。誰に対して、という不満ではなく自分自身への憤りが強いです。

思い入れが強すぎて、上手く言葉に出来ていませんがいつかきっと"水色のスカート"と同じテーマで何かを書き上げることが出来たらいいな、と思っています。またそれがきっかけで、現在感じている自分自身へのもやもやも吹き飛ばすきっかけになると感じています。

そうは思っていてもなかなか書けないのが実情なのですが…。