ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

柳原 望 - かりん歩 1巻

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内容紹介(Amazonから)

お散歩好きが歩む、笑いあり涙ありの 「姉妹さんぽ」物語!

忙しい両親に代わって、幼い頃から妹・くるみの世話をしてきた姉の市井・かりんは、妹の手がかからなくなると同時に自分のすべきことを見失ってしまう。さらに、喫茶店のマスターでもある理解者の祖父が倒れ、喫茶店をまかされることに!? 子供ではないが大人でもない、未熟な姉妹が「喫茶店」と「散歩」をとおして成長していく物語。

「高杉さん家のおべんとう」と同じ世界観

賛否両論だった「高杉さん家のおべんとう」。僕は「賛」のほうでした。なので「かりん歩 」を読み出してハルとかが出てきてうれしかったです。前作も地理学がテーマの一つでした。地理学はなじみがなかったので、ふとした「気づき」を自分の日常でも感じられるように示唆してくれるのは面白いです。

とは言え、1巻半ばまで「さんぽ」のマンガであることに気が付かった構成はどうかと…。事前情報を得ないまま読んでいたので、なんのマンガかわかりませんでした。

名古屋の喫茶店

かりんが継いだのは名古屋の喫茶店。ここを拠点にいろいろな所に散歩に行くわけですが、こういうコミュニティができる場所というのもは良いですね。柳原望さん自身がイギリスのパブのようと書かれていて、なるほど、と思いました。自分にはそのような喫茶店はないので、いつか自分好みのお店を見つけたくもなります。こういったところもこのマンガの魅力です。




かりん歩 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
柳原 望
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