信じられなかったHeronの来日
Facebookに流れてきたフィードでの第一報にはおもわず「ん? 奇跡かな?」と声を上げてしまいました。根強いファンはいるけれど、日本に来るとは思っていなかったし。また年齢も高いしとまったく来日に関しては予測すらしていませんでした。チケット発売されてすぐに50人限定という下北沢ラ・カーニャでのセカンドショーを予約しました。なんと予約番号4というもので。もううきうきで、手持ちのHeronのアルバムを聞き直し、もしかしたら、もしかするとG.T. Moore & The Reggae Guitersの曲も演奏するかとおもい、そちらも聞き直していました。手持ちでは"Heron"、"Twice As Nice & Half The Price"、"Simple As One Two Three"、"Jokerman -Songs Of Bob Dylan"しかなく、結果的には再結成後のアルバムも聴いておけばよかったライブでした。
ライブについて
予約番号が早い番号だったので一番前の真ん中右寄りに席をとりました。あれよあれよという間に会場は満員となり、立ち見も出ていたようです。そしてあまりの人気のため、翌日に追加公演もきまっておりました。日本にこれだけHeronを好きな人がいるのか、、、と一人驚いておりました。4人がステージにそろって長いチューニングの間、スタッフの方がビールをGeraldに渡そうとして会場から拍手があがったり、お客さんのあまりの静かさにSteveが"Very Quiet !!"とおどけ会場が笑いに包まれたりと、ライブ開始前から暖かい雰囲気がありました。
ライブが開始されるや否や、アルバムで聴くことが出来たあのHeron特有の音の世界が広がりました。キーはぐっと下げられているし、予想以上にキーボードの音数が多かったりと、録音された曲の再現というわけではないにもかかわらずです。自主制作のアルバム、"River of Fortune"、"Odznenz"、"Black Dog"からも満遍なくセットリストとして選ばれていました。名盤と言われている1970年代の曲とまったく遜色がなく驚いてしまいました。そしておそらくG.T. Mooreの曲と思われる"Welcome to Montego Bay"ではレゲエを聴くことができました。
どれもこれも"Heron"というグループでないと出せない音です。初めてHeronの音楽を聴いたときに心を鷲掴みにした魅力が、目の前のステージで繰り広げられているのです。再び、その魅力に心を鷲掴みにされ、ステージから感じる魅力、音楽に身をゆだねることができる時間でした。このようなバンドが持つマジックに溢れていたライブに触れられる事が出来て本当に幸せでした。
アフターショー
ライブ終了後、メンバーとファンの間で自然発生的にサインやコミュニケーションが始まりました。ライブの感想をライブ直後に伝えることが出来るのはうれしい限りです。Dawnから発売されていたオリジナルのアナログを持っている方もちらほら見かけました。私は紙ジャケとポスターにサインをもらい、G.T. MooreにThe Reggae Guitarsの紙ジャケにサインをもらいました。Geraldが「珍しいモノ持っているな!」みたいな感じだったので、好きなアルバムなんですと言うことができました。ライブ後もHeronの音楽のような雰囲気で、ライブの続きのような空気が流れていました。
G.T. Moore
G.T. MooreはThe Reggae Guitarsだけではなく、他にもReggaeアルバムを出していることをしって、一枚だけCDを購入しました。他のモノは徐々に集めていこうと思います。私が購入したのはG.T. Moore & The Lost Ark Band "Seek The Kingdom First"です。
https://www.discogs.com/ja/GT-Moore-Lost-Ark-Band-Seek-The-Kingdom-First/release/4547205
pictures
files infomation
Heron
Info Artist: Heron Date: Nov 16th 2016 Second Show Venue: Shimokitazawa La Cana , Tokyo Japan
Recording + Remastering Info iM2-B + iPhone6(16bit/44.1kHz) >PC (WAV) >Transferred to Audacity Files (track split/Click&Crackle/ Normalize)> Transferred to FLC files
Quality Excellent .
4.Set List
- "tuning"
- Serpentine
- Upon Reflection
- Last Train
- The Magpie's Song
- Car Crash
- Yellow Roses
- King's Road
- Only A Hobo
- Tomorrow Is A Long Time
- Slow Train
- One Two Three (The Ballad Of Notting Hill Gate)
- "break"
- It Ain't Me Babe
- Lord & Master
- Ring Them Bells
- Snow Queen
- A Match Made
- In The End
- Welcome to Montego Bay
- Gypsy Roads
- River Of Fortune
- Be True
- Is Your Love In Vain
- Jokerman
- Louise
Boogie Woogie (Buggy Wuggy)
Rules: Don't Sell Don't modify the info file Don't convert to lossy formats Do support the artists