ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

The DIG Special Edition - Ringo Starr & The Beatles

気が付けばRingo Starrの来日が迫ってきています。過去2度の来日ライブを見逃しているので、非常に楽しみです。しかし、実のところ新譜は聴いておりますが、Ringo Starr & All Star Band自体はあまり興味がわかなかったのが正直なところです。その割にはAll Star Bandのライブ盤は5タイトルほど持ってはいますが…。

復習とライブの予習を兼ねて、来日記念と銘打たれたこのMookです。買ってから後半半分は2000年以降のBeatles関連のまとめでしたが、前半のRingo Starrの内容同様に非常に濃いもので、読んでいて楽しいモノでした。

Ringo Starrについては3つのパートに別れていて、Ringo Starrバイオグラフィーディスコグラフィーのパート、Ringo Starr & All Star Bandの変遷・ライブガイド・ディスコグラフィー。All Star Bandのメンバー紹介と別れています。

Ringo Starrについてはもう少しアルバムガイドが詳細だと良かったような気もしますが、圧巻だったのはRingo Starr & All Star Bandのパートです。バンドごとの特徴を丁寧に説明してあり、すべてのバンドの音を聞き返したくなります。何枚かライブ盤を持っていませんでしたので、ついつい購入してしまいました。そういえばDave Edmundsが参加していたなぁと、埋もれていた記憶もよみがえってきました。

読みながらRingo Starrの"Time Takes Time"から聞き直していたのですが、改めてRingは歌が上手いなぁと再認識しました。声質のためあまり評価されていないように思えますが、きっちりシャウトするところは出来ていますし。生の歌を聴くのが今から楽しみです。

もしこのMookでRingo Starrをもっと知りたい方はBeatleg 2012年9月号をおすすめします。こちらでは詳細なディスコグラフィー、またライブに関しては少しながら入手困難な映像等の説明があります。

今回の来日を契機に廃盤となっているオリジナルアルバムが再発されると良いのですが…。4枚ほど持っていないのです…。



beatleg magazine 9月号 (vol.146)

レインボウブリッジ