ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

Humble Pie - On to Victory / Go for the Throat (紙ジャケ)

Humble Pie - On to Victory / Go for the Throat

やっと出ました日本盤。しかも紙ジャケでございます。日本では非常に手に入りづらいアルバム(CD)でした。2012年にDeluxe Editionとして2 in 1 + Bonus Discで海外で発売されたリマスター盤が基となっています。Bonus Discとして1981/5/17 LAでのライブが収録されていました。"ALL OR NUFFIN"にて"Route 66/ Be-Bop A Lula"のみ紛れ込んでいます。そのライブは日本盤では2つに泣き別れて収録されていますが、PCに取り込んでプレイリストを作れば綺麗に繋がるようになっています。粋な計らいですね!ファンは両方のアルバムを購入するでしょうから。

1981/5/17 LAについては別記事にて記載しておりますので、そちらをご覧下さい。必聴のライブです。記事のなかで「演奏日不明のライブ」とは1981年のライブ音源で録音日不明の音源のことです。その録音日を推測しております。非常にどうでも良い考察です(笑)。そちらのライブ記事もリンクします。

さてこの二つのアルバム、実は海外では常に販売され続けています。まずはATCOから。そしてRhinoからの 2 in 1。最後にDeluxe Editionとなります。再結成Humble Pieはある程度人気があるのかも知れません。どのCDも実店舗では見かけないですが、ネットショップでは常に販売されております。きっと日本での人気が恐ろしく低いのでしょう…。

On to Victory

こちらのアルバム、再結成第一弾なので非常に気合いが入っております。1曲目の"Fool For A Pretty Face"、3曲目の"Infatuation"の素晴らしいオリジナルや"Baby Don’t You Do It"、"My Lover’s Prayer"のカバー。聞き所は沢山あります。とくに"Infatuation"はオリジナルパイを彷彿させる名演奏です。あぁ、でも"My Lover’s Prayer"の素晴らしい歌声も捨てがたい…。とにもかくにもこの機会に是非再結成パイの素晴らしさを多くの人に知っていただきたい。

その一番の近道がBonus Trackのライブです。そのライブを全て聴くためには"Go for the Throat"も買いましょう!

Go for the Throat

再結成第二弾。こちらも"On to Victory"に負けず劣らず重たいリズムでハードな音を出しています。よく言われているように"On to Victory"にくらべてアメリカマーケットを意識しているように感じます。だとすると"Tin Soldier"のカバーはなぜでしょう?"Tin Soldier"より"Itchycoo Park"のほうがアメリカで売れていませんでしたっけ?

今回は再結成時の二枚のアルバムと同時期の素晴らしいライブを一気に聴くことができる良いチャンスです。この機会を逃しませんように!

1981/5/17 LAのライブを聴き直していたら、僕が持っている音源のリマスターですかね?音源のマスターテープが残っていないのは残念です。

オン・トゥ・ヴィクトリー
ハンブル・パイ
ヴィヴィド・サウンド (2015-12-30)
売り上げランキング: 71,221
ゴー・フォー・ザ・スロート (生産限定紙ジャケット仕様)
ハンブル・パイ
ヴィヴィド・サウンド (2015-12-30)
売り上げランキング: 73,072
On to Victory/Go for the Throat-Delu
Humble Pie
Cleopatra (2012-03-13)
売り上げランキング: 68,605