内容紹介(Amazonから)
貧乏貴族の実家を救うため、帝の暮らす宮殿「パレス・メイヂ」に仕えることになった14歳の御園公頼(みその きみより)。ある時、帝の画帖が破られる事件が起き、御園に嫌疑が…!? 2013年6月刊。
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帯に書いてあった「別冊はなとゆめ」で読者アンケート1位の支持を得たにひかれて購入いたしました。
不勉強で久世番子さんの事を知らずに読んだのですが、これがなんと表現しようか、迷ってしまうほど良かったです。まだまだ少女の今上帝の彰子と、少年侍従の御園の、何とも言えぬ淡い関わり合いから発展する恋物語です。
「宮中の出来事は他言無用」という一話の言葉、柏木の話も、後々に効いてきて良かったです。
しかし、所詮は子供?同士。その年のハンデをどう克服していくのか。2巻が非常に楽しみです。裏表紙の素の彰子がなんとも素敵なので、それをいかしていって欲しいです。
それにしても、他社の単行本を載せるようになったのですね。驚きました。