ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

日本橋ヨヲコ - 少女ファイト 10巻

内容紹介
春高に出場するための最後の関門・地方大会が目前に迫る黒曜谷高校。監督・笛子は、チームが負けたらライバル校の監督・別所からの求婚を受ける約束をしていた。真実を確かめるべく、練は理事長のもとへ。そこで練は、笛子が自分の命を懸けて春高優勝を成し遂げたことを知らされる。シゲルはこの時期になぜ伝えたのかと抗議するが、理事長は試練が多いほど練は輝く、と期待してた……。

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約一年ぶりの単行本です。9巻の内容が曖昧だったので、読み返してからの10巻です。

すさまじい筆致と台詞で読者に迫ってくる迫力は相変わらずのもので、他の方にすでに語り尽くされていると思いますが、巻を追うごとに、ますますその迫力は凄いものになってきています。

シーンの緊張感が続くかと思うと、力が抜けるようなコメディ要素を挟んできたり、縦横無尽に世界は回り続けています。それが日本橋ヨヲコさんの魅力なんでしょう。


一つ、疑問なのは、これだけ問題点のある黒曜石チームって、本当に強いのかな?ということでしょうか…。