内容紹介(Amazonから)
無口で内気な坂井日菜子と、才色兼備の転校生・有川真帆。そして残念イケメン落語ヲタの梶浦悠太の3人で立ち上げた落語研究同好会(落研)に、念願の新会員・矢来梢が参入! 梶浦への片想いから入部した梢が、な~んも知らないシロウトパワーで落語をばっさりブッたぎる! さらに高校生とは思えない名人級・桐野武彦との出会いで、まったり活動の落研メンバーにターボがかかる第2巻! さぁさぁ噺を聴いとくれ!
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そう。そうなんです。落語がわからないのです。梢と同じで「古典芸能」としてした意識したこと無いですし、面白い話を聞きたいのであれば、わざわざ落語を選択しません。
しかし落語を選択する人たちには、きちんと理由もあるし、おもしろさが当然あるわけです。1巻では落語を好きな3人が悪戦苦闘する様でしたが、落語を知らない梢が入ったことにより、落語ってなんだっけ?と、再度のその魅力を認識し出す様が読んでいて面白かったです。
そして最後にはライバルとなるであろう、桐野武彦が出てくることにより、落研の活動にも目標が出てきて、物語はさらに進んで行きそうです。
個人的な思いですが、巻末に初心者にオススメの落語をセレクトしたものを書いてくれるともっと嬉しいのですが…。