ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

将良 - 思春期ビターチェンジ7巻

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内容紹介

小学4年生の時、心と身体が『入れ替わって』しまったユウタとユイ。 戻れないまま6年が過ぎた、高校1年生・冬。入れ替わり相手である ユイが好きだと気付いてしまったユウタは、ユイを公園へと呼び出してーー?

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いや本当にそう思います。なんども思うのですが、思春期というクリエーターにとって永遠のテーマになるものを、さらに入れ替わりもので見事に描ききっています。巻数が進んでも、物語の濃密さは全く衰えること無く、物語のゴールを全く想像させず読者をひきこみ続ける、その構成力に本当に脱帽です。

思春期の終わりの、はじまり

高校二年生といえば確かに思春期の終わり。思春期は男の子より女の子が精神年齢がはやく上になるといいますが、この頃はようやく男の子が女の子に追いつくころなのでしょうか。ユイにユウタが追いついたということで、秘密の共有で守られてきた二人の関係が崩れ始めるのは必至です。完結までこのつらい展開が続くと思うと、読むのがすこし辛くなります…。

読んでいて思うこと

もういい加減、元通りにさせてよ、、、と思うこともしばしば。しかし、ユイとユウタの心象をもっともっと読み続けたい、と思うのもまた本音です。一体、読者をどこまで連れて行ってくれるのか。いま一番楽しみにしているマンガです。



思春期ビターチェンジ(7) (ポラリスCOMICS)
将良
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