ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

晴海ひつじ - ツインロール 1

内容紹介(Amazonから)

ネットでは大親友。リアルでは犬猿の仲…!? 2016年1月刊。

ジャケ買い

表紙が気になって購入しました。表紙なのに女の子がへの字口でいやがっている絵はそうそうありませんものね。対照的に男の自信満々な表情。そして帯の「新世代の残念男子」!もう買わない理由がありません。連載誌がLaLaなのでいつか雑誌で読み直さなとおもってまうす。雑誌と単行本で読むのでは作品から受ける印象がかなり変わってくるので(LaLaはここ一年ほど買っているだけで積ん読となっているのです)。

ネットとリアル

ネット上では動画作成のイズと作曲のカノンとしてコンビを組んで映像を作成している二人。ある日突然二人は学校で出会うものの、出会いが最悪で犬猿の仲の美術科の泉と音楽科の嵯神という二人。お互いの正体は嵯神しかしらず、一方的に泉を好きになった二人の関係が描かれています。動画サイトへの投稿やらが少女漫画に出てくるなど、時代を感じます…。これが一昔前だとメル友やらになるのですかね。

ドタバタラブコメ

白泉社でここまでドタバタなラブコメは久しく読んでいなかった気がします。「ラストゲーム」の雰囲気が似ていますが、あちらはドタバタでは無いですしね。すこし文字が多くて説明的に感じるところもありますが、コメディのテンポが良いので一気に読み進めることが出来ます。残念なのはこれ!といった決めの絵が弱いところ。いいな、と思った絵が看病に行って布団ごしにごにょごにょするシーン一つというのは寂しいです。

次巻はライバル登場のようですので、さらなるドタバタとなるのか。シリアスな展開になるのか非常に楽しみです。

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ツイン ロール 1 (花とゆめコミックス)
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