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ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

谷川史子 - くらしのいずみ




今まで集英社から出ていたのですが、初の青年誌。しかも少年画報社からのアワーズプラス。購入するときにはそんなことは知らなかった為、本屋で見つけるのに苦労しました。

内容はいろいろな夫婦の幸せをオムニバス形式で綴ったもの。恋人同士ではなくあくまで夫婦間のお話。ということで、これまでの谷川作品から言えば、登場人物の年齢層も少し上な感じです。ちょっと前の作品、とくにCookieに掲載されていたものも同じ年齢層だったのですが、ストーリーをその年齢層に絞り込んだせいか、なんか頑張って物語を作りました、という空回り感が強かったのです。

その空回り感が無くなったのが、前作の「積極」のコミックス。とくに表題の「積極」。この切なさは中高生には出せません。

そして、「くらしのいずみ」です。前作はアンハッピーエンドでしたが、今作は夫婦間の幸せを描いたものなので基本的にすべてハッピーエンド。読後感は幸せいっぱいです。ほんわかと幸せを感じることができる、このコミックはかなりお薦めです。絵柄がモロに少女まんがだからと言って、敬遠するのはもったいなさ過ぎです。