ふらくちゅえいしょん

いつまで経っても古いロックと少女マンガ漬け

John Lennon - Come on, Listen me

Artist : John Lennon
label : His Master's Choice (Yellow Dog 2007)
Source : Studio Outtakes
Quality : EX
Songlist: See Picture

John Lennon、怒濤のアウトテイクス第三弾は"Walls & Bridges"。

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Johnのオーバープロデュースで、音が派手すぎる、と以前からよく言われているせいなのか、"Walls & Bridges"のアウトテイクスは幾つかオフィシャルでも発表されていますね。たしかに"MENLOVE AVE."での演奏を聴くと、このままボーカル差し替えるだけで十分じゃないか、とも感じます。"John Lennon / Plastic Ono Band"に近いサウンドでもありますね。Jess Ed Davisのギターも味わい深いです。

と、どんどん手放しでアウトテイクスのシンプルなサウンドを誉めてしまいますが、そんな声に答えたかのようなDisc 1の構成です。ちょっと間延びした演奏が多いですが、楽します。"MENLOVE AVE."や"Anthology"での演奏が気に入った人は、お薦め。

いつも聴いていて思うのが"Nobody Loves You"のサビでのボーカル。「惜しい!!」と思ってしまいます…。

さて、Disc1の後半からDisc2の半分は"Whatever Gets Thru The Nights"のアウトテイクス。この曲を演奏しているのが、Jim KelterとかJess Ed Davisというのがいまいち信じられませんが、アウトテイクスを聴くと、あー、なんとなくそうか、とわかりました。Klaus Voormannのベースはかっこいいことも再認識。